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2010年07月読書記録

 2010年07月の読書記録です。
 07月23冊ほど読むことが出来ました。05月から06月の低迷を脱することが出来ました。
 そんな中心に残ったいくつかについて少々。
 藤原新也さんの新作はなんと写真と文章といった従来のスタイルに「書」を合わせてきました。藤原さんの多芸さというとこでしょうが、「書」はまだまだといった感じですね。もちろん写真と文章は一級品でした。
 講談社学術文庫版の「日本の歴史」もめでたく完結でしたが、このシリーズも質のバラツキがかなり大きかったです。その中で有馬学さんの「帝国の昭和」はトップクラスの出来映えだと思いました。
 ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」はさすが朝日新聞一押しだけあって内容充実でした。
 新潮とんぼの本の「画家たちの「戦争」」は戦争記録画の再評価の一翼になってくれればと思います。
 「芸術新潮2010年7月号 特集:生まれかわるオルセー美術館へ」は19世紀からの西洋美術史をコンパクトに明快に説明してくれています。目から鱗の記述がいっぱいでした。わたしの一押しでした。
 広瀬隆さんの「二酸化炭素温暖化説の崩壊」はエコ、エコのマスコミと役所の大合唱の欺瞞を鋭く打ち砕いています。ここに書いてあることにマスコミはキチンと反論すべきですね(もちろん賛成でもイイです)。
 週刊本は5冊、図録は5冊でした。

 評価は次の通りです。◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」。あくまでも独断の勝手な評価です。
 週刊本及び図録には評価は原則付けません。
 では、一覧リスト。

△伊藤之雄「政党政治と天皇(日本の歴史22)」(講談社学術文庫)
◇藤原新也「死ぬな生きろ」(スイッチ・パブリッシング)
△狩野博幸「若沖-広がり続ける宇宙」(角川文庫)
△一青窈・俵万智「短歌の作り方、教えてください」(角川学芸出版)
△「週刊アスキー増刊2010年8/3号 特集:iPadのすべて」
△若原正巳「黒人はなぜ足が速いのか」(新潮選書)
◇有馬学「帝国の昭和(日本の歴史23)」(講談社学術文庫)
△「100+1 ERIKAS(沢尻エリカ写真集)」(朝日出版社)
△河野康子「戦後と高度成長の終焉(日本の歴史24)」(講談社学術文庫)
△井田徹治「生物多様性とは何か」(岩波新書)
△「PEN(ペン)2010年 7/15号 特集:書のチカラ」(阪急コミュニケーションズ)
◇ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄(上)」(草思社)
◇ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄(下)」(草思社)
△C.ブラック他「日本はどこへ行くのか(日本の歴史25)」(講談社学術文庫)
◇神坂次郎ほか「画家たちの「戦争」」(新潮社)
△「iPadを100倍楽しむ本」(アスペクト)
△「月刊 新垣結衣Special」(新潮社)
◇「芸術新潮2010年7月号 特集:生まれかわるオルセー美術館へ」(新潮社)
△「PEN(ペン)2010年 8/01号 特集:ヌードは美しい。」(阪急コミュニ)
△帯刀益夫「われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか」(ハヤカワ新書juice)
◇広瀬隆「二酸化炭素温暖化説の崩壊」(集英社新書)
△福岡伸一「エッジエフェクト(界面作用)」(朝日新聞)読了、
△「考える人2010年夏号 特集:村上春樹ロングインタビュー」(新潮社)

週間本
-「週刊 国宝の美44[書跡3]古文書・国書・漢籍」(朝日新聞)
-「週刊 国宝の美45[工芸4]神宝・甲冑」(朝日新聞)
-「週刊 国宝の美46[建築12]大寺院の興隆」(朝日新聞)
-「週刊 国宝の美47[建築13]江戸時代の建築」(朝日新聞)
-「週刊 国宝の美48[工芸5]漆工」(朝日新聞)

図録
-「図録 ウィリアム・ケントリッジ 展」(京都国立近代美術館)
-「図録 マネとモダン・パリ」(三菱一号館美術館ほか)
-「図録 細川家の至宝―珠玉の永青文庫コレクション」(NHKほか)
-「図録 ジャンルー・シーフ写真展」(G.I.P)
-「図録 等伯をめぐる画家たち」(七尾美術館)

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by daisenhougen | 2010-08-06 07:11 | 読書記録(まとめ)

2010年07月鑑賞記録

 2010年07月鑑賞記録です。
 07月は25ほどの展示を見ることができました。まぁ06月分の落ち込みカバーといったとこです。会期末ギリギリなんてのも結構ありました。
 たくさん見に行けば、やっぱり充実した展示にもたくさんお目にかかることが出来ました。
 そんな中でのベストワンはカポディモンテ美術館展でした。西洋古典絵画の饗宴を満喫させていただきました。
 ブリューゲル版画の世界も素晴らしかったです。
 本当は油彩画でもブリューゲル展見たいでけど・・・・・。そんな無いものねだりしてもしょうがないですね。
 版画とはいってもブリューゲルの作品がこれだけ揃ったの拝見できただけでも感謝、感謝。
 鴨居玲展。
 こちらもようやく念願かなってまとめて鴨居さんの作品見ることができました。ずっしりと重量感のある作品に引き込まれました。

 それ以外にも見応えたっぷりの展示が目白押しでした。
 せっせと美術展巡りをすれば、得るものも多いことを実感しました。

 今月も映画とコンサートはご無沙汰でした。

 評価基準はいつもと同じで、◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」です。再訪は評価マークはつけません。あくまでも小生の主観で勝手な評点です。
 では、一覧です。

展覧会
◇「猪熊弦一郎展『いのくまさん』」(東京オペラシティ)
△「ジオメトリック・イメージズ」+「projectN喜多順子」(東京オペラシティ)
△「浮世絵入門」(山種美術館)
△「ストラスブール美術館所蔵 語りかける風景」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
△「マコトフジムラvs若手作家 日本画最新事情」(佐藤美術館)
◎「ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展」(国立西洋美術館)
◇「オノレ・ドーミエ版画展」(国立西洋美術館)
◇「古屋誠一 メモワール.」(東京都写真美術館)
◇「侍と私-ポートレイトが語る初期写真-」(東京都写真美術館)
△「世界報道写真展2010」(東京都写真美術館)
△「生誕250周年記念 北斎とその時代(後期)」(太田記念美術館)
◇「奈良の古寺と仏像」(三井記念美術館)
◇「シャガール」(東京藝術大学大学美術館)
◇「特別展 誕生!中国文明」(東京国立博物館)
△「酒井抱一/秋草図屏風」+「常設展示」(東京国立博物館)
◇「ハンス・コパー展」(汐留ミュージアム)
△「特別展 大哺乳類展-海のなかまたち」(国立科学館)
◎「没後25周年 鴨居玲展」(そごう美術館)
△「国立能楽堂コレクション展」(サントリー美術館)
-「オルセー美術館展2010「ポスト印象派」」(再訪)(国立新美術館)
△「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」(国立新美術館)
◎「ブリューゲル版画の世界」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
◇「MASKS-仮の面(かりのおもて)」(千葉市美術館)
△「勅使河原蒼風と戦後美術」(千葉市美術館)
◇「トリック・アートの世界展」(損保ジャパン東郷青児美術館)

映画
 なし

コンサート
 なし

その他
 なし

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by daisenhougen | 2010-08-05 20:09 | 鑑賞記録(まとめ)