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展覧会「道釈画の世界展」を見る

展覧会「道釈画の世界展」を見る_d0001004_20112360.jpg 「瑞巌寺宝物館青龍殿」で展覧会「道釈画の世界展」を見た。

 今年の展覧会巡りのスタートです。2011年と2012年は訪れた展覧会数がかなり低調でしたので、今年はもう少し多くの展覧会を訪れたいですね。

 この展示は松島旅行で偶然出会いました。
 松島へ行けば定番の瑞巌寺ですからね。そこで展示してあれば見ないわけにはいかないでですね。

 そもそも道釈画と言う言葉も知りませんでした。展覧会の案内から引用すると、「「道」は道教、「釈」は釈教即ち仏教を意味します。中国では古来、道教の仙人、関羽など歴史上の人物、釈迦や観音、維摩、達磨など、宗教や人倫上仰ぐべき人々を道釈人物といって尊崇してきました。それらを画題とする絵画を道釈画(道釈人物画)と称します」とのことです。

 まず最初に梅津月橋「五百羅漢図」。
 こちらは輪郭線がお経で描かれているんです。ちょっと見ではわかりませんが、近づくとあっと驚くといった仕掛けです。こんな羅漢様がが500名も描かれているんですから凄いですね。その労力たるや半端じゃありません。制作に3年もかかったそうです。驚かされてしまいますね。
 わたし的に嬉しかったのは仙厓さんの作品が含まれていたことですね。「出水釈迦図自画賛」。とぼけた味が素晴らしいです。
 他に有名どころでは狩野探幽、狩野安信、狩野常信と言ったところでしょうか。
 展示の最後は山岡鉄斎の書「寒山詩屏風」がドーンと展示してありました。

 瑞巌寺所蔵の作品を展示した小さな展示でしたが、けっこう見応えがありました。

# by daisenhougen | 2013-01-11 20:13 | 鑑賞記-展覧会

松島巡り

 今年の旅行はじめは日本三景のひとつ「松島」でした。

 この時期、松島は牡蠣のシーズンです。どの飲食店も牡蠣を使った料理を出しているようで。到着早々、わたしも昼食に牡蠣丼と牡蠣焼きを頂きました。


松島巡り_d0001004_7131100.jpg

松島巡り_d0001004_7135246.jpg そして松島といえば島巡りですね。
 さっそく松観光船に乗船して、松島湾の島巡りをしました。
 20年以上前に一度乗船したことがありますが、記憶はほとんど残っていません。
 でも、まぁ大小の島が船の両脇にいろいろ見えるだけといえば、それだけの光景でした。有名な仁王島が拝見出来ました。
 1時間弱のクルージングでしたが、ポカポカした船内で、チョットうとうとなんて気持ちよい時間を過ごさせて貰いました。


松島巡り_d0001004_7144096.jpg 次も定番スポットである「瑞巌寺」の参拝。
 残念ながら本堂は平成の大修理ということで閉鎖中。庫裡と大書院のみの公開でした。
 「瑞巌寺宝物館青龍殿」で開催されていた「道釈画の世界展」を見ることができました。そちらの感想は明日にでも。
 





 昔訪れた時にはなかった新しい施設「松島十二支記念館」が目に付きましたので訪れてみました(本当に新しいのかどうかは定かではありませんが・・・)。
 新作の巨大な仏像が12体がドーンといちどうに展示されています。
 仏像といえば古色蒼然というイメージですが、こちらは新作ですから、黄金色に輝いておりました。
 ただ、仏像を宗教と全く切り離して展示されても、違和感があることは否めませんね。なにか場違いな場所に迷い込んだ居心地の悪さが残ってしまいました。

 以上で観光の時間はタイムオーバーとなり、ホテルにチェックイン。

 そうです、松島は温泉が出たんです。松島最大の弱点だった温泉がない観光地ということが解消されていました。私の泊まったホテルも「湯元」なんて看板に大々的にうたってました。

 ぬるぬるした温泉の感触を堪能させて貰いました。
 翌朝も温泉の露天風呂から、日の出を拝むことも出来ました。地平線に雲がかかっていて、切れ間からでしたが、小雪がチラチラと舞ってきたりして風情満点でした。

 風が冷たい中でしたが、満足の旅行始めでした。


# by daisenhougen | 2013-01-10 22:13 | 街歩き・お出かけ

2013年の読書初め

2013年の読書初め_d0001004_6163860.jpg 2013年の読書初めは岡田温司「虹の西洋美術史」(ちくまプリマー新書)でした。
 西洋美術の根源を追求したすばらしい作品です。
 あとがきから引用すると、「「虹」は、神話と宗教、文芸と科学にまたがって、文字どおりそれらのあいだの架け橋となってきた」、「そのような「虹」の特徴は、美術作品のなかでときに雄弁に、ときにさりげなく表現されてきた」。その「「虹」を切り口にして西洋美術二五〇〇年の歴史をたどる」といった壮大な構想です。
 新書版という制約から、どちらかといえばトッピクスを集めたといった印象となっていますが、内容的にはぎっしり内容が詰まってます。さーっと一読しただけではなかなか読み尽くせそうにありません。
 著作の最後に取り上げられていた「ロベール・ドローネ」という画家に興味惹かれました。私にとっては未知の画家です。少し調べてみようと思っています。
 年の初めからすばらしい著作に出会えました。

# by daisenhougen | 2013-01-04 06:18 | 読書-詩歌小説評論他

2013年初詣

 初詣に行ってきました。
 今年もいつも通りに近場の神社をハシゴです。
 どちらも結構混雑していました。
 「いい年でありますように」とお参りしました。
2013年初詣_d0001004_2139357.jpg
2013年初詣_d0001004_21391093.jpg
 その後、恒例のお神籤も引きました。
 今年は「小吉」。
 まぁ年の初めは幸運も控えめでした。ちょっと悔しいかなぁ・・・。

# by daisenhougen | 2013-01-02 21:48 | 街歩き・お出かけ

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます_d0001004_1671920.jpg あけましておめでとうございます。
 幸多き一年となりますように。

 2013年は月間回顧だけでなく。展覧会の感想だけでもキチンとアップしていきたいと思っています。機会がありましたら、読んでみてください。

# by daisenhougen | 2013-01-01 16:09 | その他