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「図録 中国☆美の十字路展」を読む

d0001004_9404476.jpg 「図録 中国☆美の十字路展」(大広)を読んだ。
 京大教授の曽布川寛「漢唐期の東西南北の文化交流」と森美術館館長のデヴィッド・エリオット「暗黒時代、あるいはグローバル・ビィレッジか」の力のこもった論文と綺麗な写真と充実した解説のカタログ部分そして巻末にいくつかの論文と年表、出品リスト、参考文献から構成されており、非常に充実していたいます。
 まず、曽布川論文ではソクド人の役割やゾロアスター教の関わり等について刺激的な指摘から始まり、今回の展覧会の背景がコンパクトに解説してあります。
 又、エリオット論文も3世紀から7世紀の中国ってのはグローバリゼーションの視点から見る事も出来ることに気づかせてもらいました。
 こんな解説からゆっくり写真を眺めていると、結構新たな発見がありました。
 もう一度見たいと思いましたが、もう終わっちゃいましたね。滋賀、福岡、宮城と巡回するようなので、見ようと思えば可能ではあるんですね。

by daisenhougen | 2005-09-07 09:39 | 読書-展覧会図録
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