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オペラ「アンドレア・シェニエ」を聴く

オペラ「アンドレア・シェニエ」を聴く_d0001004_22111634.jpg 昨日(11月23日)「新国立劇場」でオペラ「アンドレア・シェニエ」を聴いた。 
 演奏曲目はジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」(全4幕)。演出・美術・照明:フィリップ・アルロー、ミゲル・ゴメス=マルティネス指揮東京フィルハーモニー交響楽団、新国立劇場合唱団、ソロはカール・タナー(アンドレア・シェニエ)、 ゲオルギーナ・ルカーチ(マッダレーナ)、セルゲイ・レイフェルクス(ジェラール)
 今回の席は2階の1列目の右側でした。ずいぶん空席の目立つ公演でした。
 初めて聴く演目ですが「フランス革命を背景に、断頭台の露と消えた詩人と伯爵令嬢の永遠の愛」てことで、宝塚かミュージカルみたいなこってりした波瀾万丈のストーリーですね。ところどころに泣かせる旋律がてんこ盛りでした。
 演出はスクリーンに映像を映したり、斜めの線をいかした舞台装置を回転させたり、照明を駆使して、テンポよく舞台を運んでいました。
 演奏も小気味よい演奏でソロを良く引き立てていました。
 ソロではレイフェルクスが素晴らしいですね。代役を充分すぎるほど務めています。ルカーチも良く通る声で素晴らしい表現ですね。2人の歌声を聞いただけで充分元が取れる公演でした。タナーはちょっと役不足でした。2人からはだいぶ見劣りしましたね。

by daisenhougen | 2005-11-24 22:10 | 鑑賞記-コンサート
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