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映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見る

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見る_d0001004_1548227.jpg 昨日(3月5日)「フォーラム」で「映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た。
 2005年。日本。監督:山崎貴、出演:吉岡秀隆、小雪、堤真一、薬師丸ひろ子、掘北真希、もたいまさこ、三浦友和。
 第29回日本アカデミー賞をほぼ独占との放送が何度も流されていました。丁度タイミング良く再上映にぶつかることができたので見てきました。1日1回だけの上映なので満席でした。やっぱりミーハーが多いんですね。小生も封切り時は見向きもしませんでしたから、他の人のことは言えませんね。
 長らく「ビッグ・コミック オリジナル」に連載されている西岸良平の「三丁目の夕日」の映画化です。
 昭和33年の東京タワー建設を背景にその1年間を人情ものに仕立て上げています。団塊の世代を中心とした世代の涙腺を刺激するノスタルジックな作品ですね。集団就職、三種の神器、戦争の傷跡、貧困、人情など満載です。観客もそういった年代の人が多いようです。そして、みんな心おきなく泣いていましたね。
 こういったノスタルジーを喚起する作品もいいですが、日本アカデミー賞となれば、「クラッシュ」ほどとは言わないまでも、もう少しトゲのある作品であってほしかったですね(いつもの無い物ねだりでした)。

by daisenhougen | 2006-03-06 15:47 | 鑑賞記-映画
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