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新日フィル第400回定期演奏会/アルミンク/ハグナーを聴く

d0001004_15162442.jpg 昨日(4月15日)「すみだトリフォニーホール」で「新日フィル第400回定期演奏会」を聴いた。
 クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィルハーモニー交響楽団、ヴァイオリン:ヴィヴィアン・ハグナー。
 演奏曲目はブラームス/悲劇的序曲op.81、シューマン/ヴァイオリン協奏曲ニ短調、ブラームス/交響曲第4番ホ短調。
 開演前にアルミンクによる短いレクチャーがありました。本日演奏のシューマンの曲についてでした。
 さて本番の演奏ですが、悲劇的序曲は管弦楽曲を聴く楽しみを味わわせて貰いました。管弦楽の響きを堪能しました。口開けには相応しい曲ですね。
 次にシューマンの協奏曲ですが、ほとんど聴いた覚えがない曲でした。どんな曲なのかと興味を持って聴きましたが、なかなか曲に入り込めませんでした。ヴァイオリンのヴィヴィアン・ハグナーも初めて接する演奏家ですが、特別強い印象を受けることもありませんでした。そんな内に、曲全体が終わってしまったような印象でしたね。ちょっとインパクトは弱かったですね。
 そして休憩後のブラームスの4番です。こちらの演奏は素晴らしかったです。文句なしです。アルミンクの指揮は素晴らしいですね。新日フィルも良くついていきましたね。この古色蒼然たる曲が瑞々しい曲になっていました。晩年の作曲家の厚い殻につつまれた曲の中から無垢な純粋な心をそっと取りだしてきてくれたような気がしました。心が洗われますね。
 出だしのメロディーからすぐに作品世界に引き込まれてしまいました。そして、圧巻は第4楽章ですね。演奏が終わってしばらくはボーゼンとしていました。
 この曲は、クラッシック音楽を聴き始めの頃に偏愛した曲なので、けっこう好き嫌いが出てしまうのですが、この演奏はかなり好きな演奏に入りますね。かってに名演に指定しておきます。CDで出してほしいですね。
 こんな名演なのにチョット空席が目立ったのは残念です。

by daisenhougen | 2006-04-16 15:15 | 鑑賞記-コンサート
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