「図録 有元利夫展」を読む

d0001004_13371962.jpg 「図録 有元利夫展 光と色・想い出を運ぶ人」を読んだ
 有元容子監修、カホ・アートプロダクツ制作・発行、スタジオ・アリス編集・デザイン、2007年発行、B5版、160ページ、2,200円。
 目次は次の通り。富山秀男「有元利夫の独自さ」、絵画(タブロー)、素描、版画、立体、有元利夫展によせて、年譜、出品作品リスト。
 巻頭の論文も再録のようですし、「有元利夫展によせて」には夫人の有元容子の「我が家」といったエッセーや友人たちのエッセーが収録されていますが、以前出版された本からの再録でした。又、出品作品リストに所蔵先も書いてありませんでした。ちょっと手抜きの図録といった感じです。
 でも、有元利夫の作品を収録するといった観点からは、文句はありませんでした。有元ワールドを展覧会の実物の感触を思い出しながら、ゆっくり堪能しました。
 でも、もっと有元さんの作品が見たくなって、2002年の「東京ステーションギャラリー」での展覧会の図録まで引っぱり出して眺めてしまいました。比較しながら眺めてみると、けっこう重複した作品もありましたが、作品の網羅性といった意味では2002年の展覧会の方が充実していたようですね・・・(そして、図録も)。
 何はともあれ、2冊の図録で、ほとんどの代表作が眺められたようです。ますます有元利夫さんが好きになりました。そして、有元さんをもう少し、詳しく知りたくなってきましたね。

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by daisenhougen | 2007-01-08 07:36 | 読書-展覧会図録
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