「週刊アーティスト・ジャパン 葛飾北斎」を読む

d0001004_13434599.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン 葛飾北斎」を読んだ。「美術全集 日本画家の巨匠たち」とのことです。
 デアゴスティーニ得意の週刊本です。今回のシリーズは1992年に刊行したものの再刊のようです。
 ラインナップは雪舟、長谷川等伯、狩野永徳、狩野山楽、俵屋宗達、岩佐又兵衛、狩野探幽、英一蝶、尾形光琳、与謝蕪村、伊藤若冲、池大雅、鈴木春信、曾我蕭白、円山応挙、浦上玉堂、司馬江漢、喜多川歌麿、葛飾北斎、酒井抱一、田能村竹田、東洲斎写楽、渡辺崋山、歌川広重、歌川国芳、狩野芳崖、橋本雅邦、富岡鉄斎、竹内栖鳳、横山大観、川合玉堂、菱田春草、上村松園、鏑木清方、小林古径、竹久夢二、安田靫彦、川端龍子、前田青邨、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬、福田平八郎、速水御舟、伊東深水、東山魁夷、横山操、浅井忠、黒田清輝、藤島武二、坂本繁二郎、青木繁、安井曽太郎、梅原龍三郎、岸田劉生、東郷青児、佐伯祐三、小磯良平、長谷川潔、棟方志功の60名です。超有名画家から通好みまでバラエティに富んでいますね。この創刊号にはシリーズガイドのページが最初に付いていました。
 毎週、強制的にいろんな名画に触れることができるので、さっそく予約してしまいました(値段も魅力ですしね)。
 昨年から、日本美術の入門書として新潮社の「新潮日本美術文庫」と小学館の「週刊日本の美をめぐる」のバックナンバーを少しずつ読み始めています。それぞれ、少しずつ人選も違うし、スポットのあて方も違います。
 今回のこのシリーズも含めて、うまく3シリーズを組み合わせながら、日本絵画鑑賞の手引きにしていきたいですね。

 さて、今回の「葛飾北斎」の巻です。
 ディアゴスティーニ、2007年1月30日発行、A4変形、36ページ、290円。
 目次を写しておきます。画家の生涯(表現の冒険者)、作風と活動(奇妙な「かたち」の幻視者)、ギャラリー(たかはしのふじ/富嶽三十六景、神奈川沖/富嶽三十六景、凱風快晴/諸国滝廻り、下野黒髪山きりふりの滝/風流無くてななくせ、ほおずき/ニ美人図/百物語 さらやしき/恋夢はし/西瓜図/雪中虎図)、名画の背景(浮世絵)、生涯のこの一年(1842年)、鑑賞のポイント(意表をつく構想)。
 今回の巻の編者及び執筆は安村敏信(1953-)さんです。日本美術史専攻で板橋区立美術館の館長さんとのことです。最近刊行された「もっと知りたい狩野派」を書いた人ですね(まだ、積ん読状態で読んでませんが)。
 たった33ページですが、内容はけっこう充実しているいますね。文字が少し小さいですが、その分情報量は多いようです。北斎の全体像をコンパクトに紹介してくれています。北斎入門にはもってこいでした。

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by daisenhougen | 2007-01-11 06:43 | 読書-詩歌小説評論他
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