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「5月文楽(人形浄瑠璃)公演 第一部」を見る

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 昨日(5月16日)「国立劇場小劇場」で「5月文楽(人形浄瑠璃)公演 第一部」を見た。
 演目は近松半二・八民平七・松田才二・三好松洛・竹田新松・近松東南・竹本三郎兵衛=作「近江源氏先陣館」より「和田兵衛上使の段」「盛綱陣屋の段」及び近松門左衛門=作「冥途の飛脚」より「淡路町の段」「封印切の段」「道行相合かご」。
 今日も満席。平日の昼間からこういう所に来るのは久しぶり。優越感と罪悪感少々。サラリーマン生活が長いと、こんな風に感じてしまうようになってしまうのですね。
 まずは「近江源氏先陣館」。豊竹十九太夫の語り、人間国宝の吉田文雀の人形が目玉。大阪冬の陣の真田兄弟をテーマとした作品。こんなに明確に家康を悪者として描くなんて、江戸時代の懐の深さを感じる作品でした。
 次は待望の「冥途の飛脚」。竹本綱太夫の語り、人間国宝の鶴澤寛治の三味線、なんといっても吉田玉男、吉田簑助の人間国宝コンビの人形が目玉。
 そもそも文楽を見に行こうと思った動機が近松門左衛門の作品を見たいことと、人間国宝の吉田玉男の人形使いを見たいということでしたので、今回やっとふたつ同時に念願が叶ったことになります。時期的にも3回目(演目としては6本目)ということで、少し文楽に慣れてきた時期なのでちょうどよかったのかと思っています。
 今回は席も4列目をキープできたので、人形の細かい動きまで間近に見ることができたので、堪能することができました。もちろんまだ人形使いの良し悪しを言えるレベルでありませんが、玉男さんの85歳とはとうてい思えない動きに感動しました。又、簑助さんの女性の人形使いの色っぽさにも感激しました。

by daisenhougen | 2005-05-17 09:52 | 鑑賞記-伝統芸能他
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