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「図録 副島種臣展」を読む

d0001004_1523058.jpg 「図録 副島種臣展」を読んだ。
 佐賀新聞社、2006年1月1日初版(2007年5月1日2刷)、228mm*295mm。
 この図録は2006年1月に「佐賀県立美術館」で開催された「副島種臣展」の図録です。わたしが見た「五島美術館」の「蒼海 副島種臣-全心の書-」でもこの図録が販売されていました。
 ということで、展覧会から1ヶ月遅れで目を通しました。
 図版は130点も収録されており、五島美術館の展覧会よりはるかに充実していたようです。
 論文は石川九揚「焦燥、挫折、逆転」、島善高「副島種臣と枝吉神陽」、草森紳一「一字一珠」といった3つが収録されていました。
 まず、石川九揚さんです。わたしが副島種臣の書の魅力を知ったのは九揚さんの著作からです。ということでいつもの九揚節で、書の書きぶりから種臣の心の劇を読み取るといった刺激的な論文でした。
 でも本当に焦燥や挫折といったことが、この書から直接読み取れるんでしょうか。魅力的ではあるんですが、完全に納得はできていませんね。
 草森さんはいつものダラダラととりとめのないスタイルでのエッセーでした。副島種臣論が上梓されるんでしょうか。
 いずれにせよ、副島種臣の書をこんなにまとめて収録されているのは初めて入手しましたので、折に触れて眺めることができそうです。

by daisenhougen | 2007-07-04 07:22 | 読書-展覧会図録
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