先日(08月14日)「兵庫県立美術館」で展覧会「川村記念美術館所蔵 巨匠と出会う名画展」を見た。
徳島で阿波踊りを見た後に、神戸まで移動して1泊しました。一日神戸で自由行動ということですので、神戸の美術館を訪ねることにしました。 神戸まで来て千葉の美術館所蔵の作品を拝見するのも奇妙なもんですが、わたくし未だ「川村記念美術館」を訪ねたことがなかったので、良い機会に巡り会えました。 「優れたコレクションで知られる川村記念美術館(千葉県佐倉市)の改築による休館を機に開催されるものです。17世紀オランダを代表する画家レンブラントに始まり、モネ、ルノワール、ピカソ、シャガールなどフランス印象派からエコール・ド・パリヘと近代美術の流れをたどることのできる名品、戦前のロシア構成主義やシュルレアリスム、戦後アメリカの抽象表現主義やポップアートの名品など、川村記念美術館の代表的な作品を本格的に関西で紹介する最初で最後の機会です。著名な画家たちによる名作約70点をぜひご覧ください」とのことです。 第1章レンブラントの部屋、第2章モダン・アートの幕開け:印象派、エコール・ド・パリ、幾何学的抽象、第3章前衛の時代:ダダ、シュルレアリスムからアンフォルメルへ、第4章抽象美術の黄金期、第5章ポップアートとフランク・ステラ、第6章日本絵画の流れといった区分で展示されていました。 近代から現代にかけての充実したコレクションであることがわかります。今度の改築が終わったらば、ぜひとも実際の「川村記念美術館」を訪れなくてはなりませんね。 常設展示も充実していました。「コレクション展Ⅱ」として洋画、版画、彫刻、日本画、現代美術など200点以上の作品を7つの部屋に展示してありました。かなりバラエティにとんだ収集をしているようです。 でも、やっぱり最大の収穫は小磯良平記念室で小磯さんの作品をまとめて拝見できたことです。なかでも「斉唱」に巡り会えたことは感動ものでした。
by daisenhougen
| 2007-08-18 06:37
| 鑑賞記-展覧会
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