昨日(11月11日)「NHKホール」で「NHK交響楽団第1604回定期公演」を聴いた。
演奏曲目はプッチーニ:歌劇「ボエーム」(演奏会方式)です。 演奏はネルロ・サンティ指揮NHK交響楽団、二期会合唱団、東京少年少女合唱隊。ソロはアドリアーナ・マルフィージ(ミミ)、パトリツィア・ザナルディ(ムゼッタ)、イグナシオ・エンシーナス(ロドルフォ)、ステファノ・ヴェネツィア(マルチェルロ)、吉原輝(ショナール)、グレゴル・ルジツキ(コルリーネ)。 いやぁ本当に久しぶりです。2005年頃は毎週のようにコンサート通いをしていましたが、2006年に入ってからはだんだん頻度が減りました。 前回、コンサートを聴きに行ったのは2006年9月の同じくN響の定期以来です。 コンサート通いが中断したのは、いろんな事情もありましたが、やっぱり引き金は海外を含めた出張が多くなり、長期の予定が立てられなくなったことです。何度か大枚はたいたチケットを無駄にして以来、遙か先のチケット予約する気力がなくなり、それにつれて足が遠のいたような気がします。大体半年以上先の予定立てるなんて無理ですよね。 今回はわたしの大好きな「ラ・ボエーム」であるし、ちょっと寄ってみたら「NHKホール」で当日券を入手できたのでこれ幸いと聴いてみました。 素晴らしいです。 やっぱり生で聴く音楽はイイです。 クラシック音楽はイイです。 オペラはイイです。 目の前で演奏されるオーケストラと声楽を聴くことの悦楽を満喫しました 最近の日課となっているipod touchで聴くクラッシック音楽とは当然ながら大違いです。 プッチーニの切ないメロディはオペラのリハビリとして愉しむにはもってこいの曲目でした。一昨年のニコラ・ルイゾッティ指揮で聴いた名演以来でした。 演奏もネルロ・サンティの体と反比例するような(失礼!)細やかで繊細な指揮が素晴らしかったです。 終盤に近づくにしたがい、作品にすっかり引き込まれ、不覚にも涙が出そうになってしまいました。 大感動の演奏でした。 またまた演奏会通いが復活しそうな予感がします。
by daisenhougen
| 2007-11-12 07:06
| 鑑賞記-コンサート
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