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畑尚子「幕末の大奥―天璋院と薩摩藩 」を読む

d0001004_9595843.jpg 畑尚子「幕末の大奥―天璋院と薩摩藩 」を読んだ。
 岩波書店(岩波新書)、2007年12月20日1刷、777円、新書版、223頁。
 目次を写しておきます。はじめに、序章 天璋院とは、第1章 大奥の世界、第2章 薩摩藩と将軍家、第3章 篤姫から天璋院へ、第4章 天璋院と和宮、終章 江戸開城とその後、あとがき、参考文献、略年譜、索引。
 著者の畑尚子(1961-)さんは日本近世史専攻で東京都江戸東京博物館の学芸員とのことです。
 岩波書店も最近はNHKの大河ドラマに便乗して出版するのが恒例になってますね。わたしも「源義経」の便乗本を読んだ記憶があります。今回は「篤姫」ですね。
 さてこの本は、十三代将軍徳川家定になぜ薩摩藩から嫁ぐことになったかを将軍家の婚姻関連から詳しく解説しています。
 さらには大奥の部屋の配置やらディテールをしつこいぐらいに記述して、幕末期の大奥の様子を描き出そうとしています。
 女性の側から幕末を眺めようとする意図がありそうです。
 著者の一生懸命さはわかるんですが、どちらかといえば、わたしの興味範疇外の本ですね。
 まぁ、なんとなく幕末といえば徳川幕府と薩摩藩の対立ばかりが頭に残ってますが、実際はかなり親密な婚姻関係にあったことが判っただけでも収穫です。

by daisenhougen | 2008-01-12 10:01 | 読書-詩歌小説評論他
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