2008年01月の読書記録です
今月はたった8冊で終わってしまいました。年頭に年間200冊目なんて書いておきながら、半分のペースじゃ話になりませんね。2月には何とか立て直さなければ・・・。 松木さんの「列島創世記」は読み応えがありました。この著作並みの水準を維持してくれれば、日本の歴史シリーズは期待が持てそうです。 穂村さんの久々の短歌論も面白かったですし、飯沢さんの写真論も為になりました。 でも、今月一番読み応えがあったのは何といっても四方田さんのペア本です。「翻訳と雑神」を◎としておきます。 溜まってしまった週間本を一掃しなくてはなりませんので、ちょっとペースを上げるつもりです(でも、今月は2冊どまりでした)。いくら何でも普通の書籍並みの1冊にはできませんから、今回から週刊本は別立てにしました。 図録も今月2冊どまりでした。昨年5冊繰り越しで、今月5冊購入に対して2冊しか読んでないので8冊残ったままになりました。溜まらないように注意、注意。 評価は次の通りです。◎は「最高」、◇は「良かった」、△は「まあまあ良かった」、×は「ちょっとねえ」。週刊本及び図録には評価は原則付けません。あくまでも独断の勝手な評価です。読んだときのコメントはブログの該当投稿を参照してください。 では、一覧リスト。 書籍 △谷川俊太郎「詩集 私」(思潮社) ◇松木武彦「列島創世記(全集 日本の歴史1)」(小学館) △粟津則雄「日本人のことば」(集英社新書) ◇穂村弘「短歌の友人」(河出書房新社) ◇四方田犬彦「日本のマラーノ文学―Dulcinea roja」(人文書院) △畑尚子「幕末の大奥―天璋院と薩摩藩 」(岩波新書) ◎四方田犬彦「翻訳と雑神―Dulcinea blanca」(人文書院) ◇飯沢耕太郎「写真を愉しむ」(岩波新書) 週刊本 -「週刊アーティスト・ジャパン48前田青邨」(デアゴスティーニ) -「週刊アーティスト・ジャパン49浦上玉堂」(デアゴスティーニ) 図録 -「図録 プラハ国立美術館展」(ホワイトインターナショナル) -「図録 大倉集古館の名宝」(大蔵文化財団他)
by daisenhougen
| 2008-01-31 06:43
| 読書記録(まとめ)
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