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「マリオ・ジャコメッリ Mario Giacomelli」を読む

d0001004_10232345.jpg 「マリオ・ジャコメッリ Mario Giacomelli」を読んだ。
 「知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ」展の図録ですが、ちょっと写真集ぽい作りにしています。
 一方は多木浩二の論文「ジャコメッリの詩学」から始まり、写真図版は展覧会の様に新しい作品から年代を遡るように見ていく形になってます。
 逆から読み始めるとエンツォ・カルリの論文「内なる心に問いかけて」から始まり「略年譜、展覧会、出版物」の資料を読んでから写真図版を初期から晩年に掛けて年代順に眺めるようになります。ご丁寧にも両方からページナンバーが振られていました。
 わたしにとって、今回の展覧会は今年最も衝撃を受けた展示でしたが(その時の感想はこちら)、ジャコメッリさんについては全く知識がありませんでした。
 二つの論文及び年譜によってジャコメッリの生涯と作品についてのアウトラインは掴むことができました。
 これほどの衝撃的な作品群が日本でほとんど知られていなかったのは不思議なもんですね。
 何度も何度も繰り返し作品を見返しました。
 わたしの中ではその衝撃度はどんどん大きくなる気がしています。

 チョット残念なのが収録されている作品数が少ないことです。展示してある作品は完全収録して欲しかったですね。

 ニューアートディフュージョン、2008年05月06日2刷(2008年03月15日発行)、A4判、108頁。

 もう少し多くジャコメッリの作品を見たくなってネットで調べていたら、ジャコメッリ作品集の日本版は発売されていないようですね。
 どうしても諦めきれずに洋書版を探してみたら、紀伊國屋書店のネットサイトで取り寄せることができるようです。
 注文可能なのが5冊ほどありましたが、1冊だけが「提携先の海外書籍取次会社に在庫がございますので、お取り寄せ致します。通常2週間ほどで発送いたします」とのことですので、こちらを早速注文してみました。
 どんな内容の書籍なのかは解りませんが、期待して待つことにしましょう。

by daisenhougen | 2008-05-19 07:21 | 読書-展覧会図録
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