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 「図録 冒険王・横尾忠則展」を読んだ。

 「図録 冒険王・横尾忠則展」を読んだ。_d0001004_14464319.jpg 「図録 冒険王・横尾忠則展」を読んだ。
 まず巻頭に2つのエッセーが収録されています。
 荒俣宏「食べたり、感電したりできる絵のこと、そして「冒険の思想」についても、すこしだけ。」、酒井忠康「視覚の鏡ーY氏への手紙」です。
 図版は章ごとの解説と多様なコラムといっしょに収録されています。
 コラムの執筆は山崎均、塚田美紀、根本圭助、石橋正孝、和田誠、扇田昭彦、越智裕二郎、岡本弘毅、堀江あき子、出原均の各氏です。
 巻末には横尾忠則「冒険」をめぐるロング・インタビューが収録されていました。
 この図録のページをめくりながら、一緒に2002年に「東京都現代美術館」で開催された「横尾忠則 森羅万象」展の図録も引っ張り出してみましたが、同じような作りでしたね。
 とにもかくにも今回の展覧会は本当に愉しましてもらいましたね。
 展覧会自体は2度も拝見しましたし(1回目はこちら、2回目はこちら)、雑誌「芸術新潮」や雑誌「プリッツ21」の特集号や横尾さんの著作「隠居主義」までも読んじゃいました(感想はこちらこちらこちら)。そうそう横尾グッズもいろいろ買いましたね(こちら)。
 ということで横尾ワールドの強烈な毒ににあてられっぱなしの一ヶ月でした。
 なんとなく横尾さんは見尽くしたという感じをもちましたね。
 横尾ワールドの更なる飛躍を目撃するには10年ぐらいは待たないといけないでしょうかね。
 
 制作・発行:国書刊行会、2008年、265頁。

by daisenhougen | 2008-06-18 07:45 | 読書-展覧会図録
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