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「こどもとおとなの美術入門「たねとしかけ」」を見る

「こどもとおとなの美術入門「たねとしかけ」」を見る_d0001004_8544888.jpg 昨日(07月24日)「群馬県立近代美術館」で展覧会「こどもとおとなの美術入門「たねとしかけ」」を見た。
 初めて訪れる美術館です。
 高崎駅から循環バスで向かいましたが、いろんなところに寄りながらなので思いの外時間がかかりました。「県立群馬の森公園」の中にありました。
 まずは企画展示は現代美術を紹介する展示でした。
 「本展は、子どもや美術入門者を対象に、わかりやすい切り口で美術作品を紹介する夏休みの恒例となった「こどもとおとなの美術入門」シリーズです。今回は「たねとしかけ」と題し、難し いと思われがちな現代美術の作品を取り上げ、作品についての考え方<たね>とそれを作品にす る方法<しかけ>について探り、詳しく紹介することで、鑑賞者に関心を持って作品と向き合っていただきたいと考えています」とのことです。
「こどもとおとなの美術入門「たねとしかけ」」を見る_d0001004_85511.jpg
 大竹敦人、小河朋司、手塚愛子、津田亜紀子、屋代敏博の作品をミニ個展形式で展示してありました。それぞれに解説が付いていて、少しでも取っつき易くしようとしているようです。
 この中では津田亜紀子さんの手作り感が好ましかった気もします。
 この他にもこの美術館所蔵の現代美術作品から上田薫、鄧徳俊、福田美蘭、青木世一の作品が展示してありました。この中では上田薫「なま玉子」が面白かったですね。
 最後に小河朋司「光闇の回廊」という大がかりなインスタレーションが展示してありました。

 こういった若手の現代美術だけで勝負するんですから、なかなか意欲的な展示でした。
 地方美術館も頑張ってるんですね。

by daisenhougen | 2008-07-25 06:54 | 鑑賞記-展覧会
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