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「図録 国宝 三井寺展」を読む

d0001004_1645383.jpg 「図録 国宝 三井寺展」を読んだ。。
 巻頭には下坂守「三井寺の歴史」です。いやー凄い歴史ですね。権力闘争そのものです。そして何度も何度も焼失を繰り返すんですね。ついには秀吉から閉鎖されてしまうんですから半端じゃないです。そんな中でもこれだけのお宝を保持し続けてるんですから凄いお寺です。
 図版部分ではやっぱり秘仏開扉は別格のようでそれぞれ拡大図が載ってました。勧学院障壁画も拡大図と実際の寺院内の写真も収録されてました(展覧会の感想はこちら)。
 その後には6つの詳論が収録されていました。
 瀬山里志「若王寺と聖護院の智証大師像について」、末吉武史「三井寺の不動明王像」、寺島典人「三井寺の中世以降の仏像について」、石川知彦「三井曼荼羅とその周辺」、石田佳也「勧学院客殿障壁画をめぐって」、秋田達也「法明院の障壁画を描いた絵師たち」です。
 だいたい三井寺のお宝についての知識を仕込むことができました。
 なんとか訪ねてみたい名刹です。
 巻末には作品解説、三井寺関連年表、参考文献、出品目録が収録されていました。
 気合いの入った立派な図録でした。
 発行:毎日新聞社ほか、編集大阪市立美術館ほか、デザイン:エヌ・シー・ピー、印刷:日本写真印刷、2009年02月07日第2版(2008年10月31日発行)、2,300円、22.5*29.5、336頁。

by daisenhougen | 2009-02-23 07:04 | 読書-展覧会図録
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