映画「ウォッチメン」を見る

d0001004_17301293.jpg 昨日(04月14日)「109シネマズ」で映画「ウォッチメン」を見た。
 アメリカのヒーロー物のコミックといえばスパーマンとスパイダーマンといった、どちらかといえば子ども向けの勧善懲悪的な作品しか知りませんでしたが、この作品はまったく別物でした。 今回の映画がどの程度原作に忠実なのかはわかりませんが、映画だけで判断すれば、まったくもってヒーロー物でもありませんし、子どもが見て解る内容ではありません。
 1980年代の核戦争の危機が高まった時期を舞台に、その当時のリアルな政治的動きと大幅なフィクションを交差させながら、壮大な物語に仕立て上げてあります。
 ウォッチメンといっても、普通の人が自警団を結成しているような存在のようです。警察などが対処できない悪に対峙するということのようです。当然ながら普通の人ですから、過剰な行動をしたり、暴力沙汰なんてのもおこしてしまい、到底ヒーローとはいえない面々です。
 その面々のなんともリアルなドラマです。ロールシャッハなんて面白い登場人物を作り上げています。
 でも、そこはコミックですから、科学事故で超人となってしまったDR.マンハッタンという登場人物を作り上げ、こっちは火星までも舞台にしています。
 まぁ、なんとも壮大なもんですね。
 結局は核戦争を回避できたんですから、メデタシメデタシのはずなんですが、そう単純に喜んでもいられない作りとなっています。
 原作のコミックが素晴らしいのか、この映画が素晴らしいのか判然とはしませんでしたが、傑作というか怪作に出会えた思いです。

 2008年、アメリカ、パラマウント ピクチャーズ、原題:WATCHMEN。
 監督:ザック・スナイダー、原作:アラン・ムーア、デイヴ・ギボンズ、出演:ジャッキー・アール・へイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード。

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by daisenhougen | 2009-04-15 07:56 | 鑑賞記-映画
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