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「図録 浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展」を読む

d0001004_1058417.jpg 「図録 浮世絵 ベルギーロイヤルコレクション展」を読んだ。
 太田記念美術館で見たときに買ったままにしてあり、昨年の読まずにしまった図録の1冊でしたが、今回、日本橋高島屋へ巡回したのを拝見した機会に読んでみました。
 なんせ日本橋高島屋では展示リストがありませんでしたので、この図録だけが頼りでした(この図録にも場所別の展示リストはついていませんでしたが・・・)。
 収録されている論文は3つで、永田正慈「ベルギー・ブリュッセルの浮世絵」、シャンタル・コジレフ「ベルギー王立美術史博物館日本がコレクションの成り立ちについての概要」、ゴットリーヴ・デナーエン「ベルギー王立図書館版画室とその浮世絵コレクション」でした。
 いずれも今回のコレクションの来歴の紹介でした。
 図版部分はベルギー王立美術史博物館がNo1からNo231まで、ベルギー王立図書館No232からNo259までと太田記念美術館の前期と後期、高島屋の京都店と日本橋店で分割展示されたのが、一括収録されています。
 わたしが訪れることができたのは太田記念美術館の後期でと高島屋日本橋店でした。
 前者ではベルギー王立美術史博物館から64点とベルギー王立図書館から17点でしたし、後者ではベルギー王立美術史博物館から132点とベルギー王立図書館から28点拝見しました。
 いずれにせよ、この図録でようやく全ての作品がそろい踏みと言うことですね。 
 大きく収録されているのものだけでなく、何枚かが1ページに同時に収録されているのもありました。見開きで大きく収録されていたのは鳥文斎栄之「吉野丸船遊び」でした。
 世界有数の浮世絵コレクションの一端を知ることができる大事な図録となりました。
 巻末には作品解説と絵師略伝も収録されていました。
 発行:読売新聞社、制作:東京美術、2008年、224頁。

by daisenhougen | 2009-05-08 06:57 | 読書-展覧会図録
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