「図録 朝鮮王朝の絵画と日本」を読む

d0001004_13503345.jpg 「図録 朝鮮王朝の絵画と日本」を読んだ。
 収録論文は日本と韓国の研究者たちによる8編が収録されています。表題だけ写しておきます。 洪善杓「朝鮮王朝後半期の絵画活動と傾向」、鄭于澤「韓国仏画の展開―法古創新」、板倉聖哲「朝鮮王朝前期の瀟湘八景図―東アジアの視点から」、橋本慎司「室町絵画と朝鮮王朝の絵画」、石附啓子「鄭?の「真景」―鄭?筆<朴淵瀑図>を中心に」、福士雄也「朝鮮絵画と近世の日本絵画」、中田利枝子「岡山県内所在の朝鮮王朝時代の仏画について」、五十嵐公一「仙仏奇踪と朝鮮絵画」。
 朝鮮絵画の基礎知識の全くないわたしにはハードル高い論文が多かったですが、日本絵画との関わりを論じた部分は興味深かったです。
 特に福士雄也さんの論文では若冲の作品との関連を詳しく扱っていたのには興味ひかれました。 図版は326点収録されていて、わたしが仙台展で実際に拝見した作品の倍も収録されていました。 実際に拝見できなかったのは悔しいですが、図版と解説で我慢しておくしかないですね。
 巻末には作品解説、関連地図、朝鮮絵画史年表、朝鮮絵画史研究文献表、出展リストが収録されていました。

 発行:読売新聞社、制作:リーブル、2008年11月01日発行、2,900円、322頁。

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by daisenhougen | 2009-05-25 06:49 | 読書-展覧会図録
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