2005年 03月 28日 ( 3 )

オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を聴く

d0001004_2285549.jpg 昨日(3月27日)「新国立劇場」でオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」聴く。
 演出:コルネリア・レプシュレーガー、指揮:ダン・エッティンガー、出演:ヴェロニク・ジャンス/ナンシー・ファビオラ・エッレラ/中嶋彰子/グレゴリ-・トゥレイ/ルドルフ・ローゼン/ベルント・ヴァイクル、演奏:東京交響楽団、合唱:新国立劇場合唱団。
 席は3階正面の中央付近。前の日に@ぴあでチケットがとれたので、ガラガラかと思っていたら、ほほ満員なのでびっくりする。
 今年オペラを聴くのは2度目で、1月に同じ「新国立劇場」での「マクベス」以来。音の饗宴を満喫した。今回の「コジ・ファン・トゥッテ」は初めて聴く演目だが、モーツァルトのすばらしさを改めて認識。この美しい音楽がずっと続いてほしいと思ってしまう。演奏も小生にはりっぱな演奏に思えた。

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by daisenhougen | 2005-03-28 22:16 | 鑑賞記-コンサート

映画「カナリア」を見る

d0001004_21261663.jpg  昨日(3月27日)「武蔵野館」で映画「カナリア」を見る。
 監督:塩田明彦、出演:石田法嗣、谷村美月他。
 ようやくオウム真理教を正面からとらえようとする映画が出てきたと思う。おそらく戦後の三大思想事件は60年安保、連合赤軍とこのオウム事件だろうが、歴史的に評価の定まっていないこの事件を正面から取り上げたことは素直に評価したい。評価が定まっていないからこそ、現在はその影響下にある証拠であると思う。ただのこ作品がオウム事件の思想的意味を十分に描ききっているとは言えない。
 谷村美月はデビュー当時の中山美穂をほうふつさせる。演技なんてどうこう言う段階ではないが、存在感があり今後がたのしみ。
 そしてやっぱり全編に流れる「銀色の道」に感動する。こんな哀切な曲だとは思ってもいなかった。
 ★「銀色の道」(塚田茂作詞・宮川泰作曲)
 遠い遠い はるかな道は
 冬の嵐が 吹いてるが
 谷間の春は 花が咲いてる
 ひとりひとり 今日もひとり
 銀色の はるかな道

 ひとりひとり はるかな道は
 つらいだろうが 頑張ろう
 苦しい坂も 止まればさがる
 続く続く 明日(あした)も続く
 銀色の はるかな道

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by daisenhougen | 2005-03-28 21:30 | 鑑賞記-映画

「横山大観展」を見る

d0001004_2192524.jpg 昨日(3月27日)「三越日本橋店」で展覧会「横山大観展」を見る。
 足立美術館開館35周年記念の展覧会とのことで。足立美術館の大観コレクションの中から50余点を展示している。初期から、海・山十題のうち《曙色》《海潮四題・夏》《乾坤輝く》《龍躍る》、最晩年の《風蕭々兮易水寒》等々。ほぼ全体像が見渡せる展覧会となっている。去年の「「海・山十題」展」以来のまとまった展示を見ることができた。 さすがに大観の人気はたいしたもので、見学者でごったがえしている。良くも悪くも近代日本画のスタンダードというべきか。比較するのは気の毒だが、前日の福井爽人とは全くレベルが違う。技法的には追いついているのかもしれないが、線の力も迫力もまったく比べようがない。比べるのかわいそうか。
 いつも思うのだが分野は違うが近代短歌の斎藤茂吉を連想してしまう。両人とも戦争をはさんでそれぞれの分野で最高の作品を残し続けた巨匠だと思う。
 ただ戦争賛歌の短歌はたとえ茂吉でも読むに耐えないのに、間接的とは言え戦争賛歌の大観の絵画が今も人を感動させるのは何故なのだろう。

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by daisenhougen | 2005-03-28 21:13 | 鑑賞記-展覧会