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2005年 09月 29日 ( 4 )

「小杉小二郎展」を見る

d0001004_1540144.jpg 昨日(9月28日)「日本橋三越」で「小杉小二郎展」を見た。
 小杉小二郎(1944年~)さんの絵をまとまって見るのは初めてです。小杉放庵の孫で中川一政の弟子のようですね。おもにフランスに画家としての拠点を置いているようです。
 どの作品も自在にいろんな技法を使いながら一つの作品世界を作っているのはたしかです。日本の油絵も此処まで自在になったんですね。ちょっとニヤリとさせてくれたり、安心して見ていることのできる作品達ですね。
 しかしながら一向に感動させてはもらえません。新作も大量に展示してありましたが、結局はいくらでも画けるんでしょうね。言ってみれば高級イラストかもしれませんね。デパートの催しにはぴったりかも知れませんが、もうチョット毒がほしいですね。

by daisenhougen | 2005-09-29 15:39 | 鑑賞記-展覧会

「モーリス・ユトリロ展」を見る

d0001004_15372453.jpg 昨日(9月28日)「日本橋高島屋」で「モーリス・ユトリロ展」を見た。
 モーリス・ユトリロ(1883-1955)の没後50年ということで初期から晩年までの作品80数点の展示してありまた。
 小生、もともとユトリロの作品には感心したことがありませんでした。なんでこんなに人気があるのかと思っていました。今回、まとめて見れば印象が変わるかと期待してましたが、全く評価は変わりませんでした。
 パリの情景をこれでもかこれでもかと絵はがきの様に描いた作品が延々と続いていました。いったいどこがいいんでしょうか。小生には全く解りません。
 でも、今回4カ所の展覧会をハシゴした中で一番混んでました。まったく変な話です。
 ところで青木繁とこのユトリロとは一つ違いの同年代なんですね。方や数編の傑作を残して夭折し、もう一方は延々と駄作を書き続けながら名声と大金を得た人生なんですね。ユトリロも「白の時代」だけで夭折していれば、芸術家としてはよかったのかも知れませんね。

by daisenhougen | 2005-09-29 15:37 | 鑑賞記-展覧会

「青木繁<海の幸>100年展」を見る

d0001004_15335120.jpg 昨日(9月28日)「ブリヂストン美術館」で「青木繁<海の幸>100年展」を見た。 青木繁(1882-1911)については教科書にのっていたこの「海の幸」ぐらいしか知りませんでした。今回は20点ほど展示してありましたが、やっぱり圧倒的に「海の幸」が素晴らしいですね。同時に展示してあった「わだつみのいろこの宮」や「大穴牟知命」などは大作ですが、特に印象に残るわけではありませんでした。かえって若き青木繁の意図や時代背景が透けて見えるようでイヤでした。今回は網羅的な展覧会ではないので、青木繁には素晴らしい作品がまだあるのかも知れませんが・・・。
 さて「海の幸」ですが、初めて現物を拝見しました。思ったほど大きくないんですね。そして、どう見ても完成された作品とは思えません。下書きのような線が残っているし、彩色も完全ではありません。
 でもそんなことはお構いなしに確固たる存在感を持っています。作者の若さ(そして時代の若さ)が作らせた傑作ですね。荒々しく力強い筆の勢いと獲物の魚を運ぶ若き群像のテーマが見事に一致していますね。油絵による表現が日本的表現を獲得した記念碑的作品なのかもしれませんね。

by daisenhougen | 2005-09-29 15:31 | 鑑賞記-展覧会

「加守田章二展」を見る

d0001004_15313447.jpg 昨日(9月28日)「東京ステーションギャラリー」で「加守田章二展」を見た。
 小生、あんまり陶芸には感心が無かったので、陶芸家の個展を見るのは久しぶりでした。でも、すごいですね。陶芸に対する概念が一気に変わりました。陶芸ってこんなに現代的なんですね。たんに丼鉢をチマチマと焼いているだけじゃないんですね。自分の無知さ加減に恥じいるばかりです。
 加守田章二(かもだ・しょうじ、1933~83)さんが亡くなって22年になるそうですが、いまだに古くなっていないですね。そして時代毎に変貌する様も凄いですね。ほんとうに素晴らしい展覧会でした。陶芸を実際にやっていそうな人もチラホラ見ていました。結構いまだに人気あるんでしょうね。
 陶芸にまで興味を持ってしまうのが恐いですね。

by daisenhougen | 2005-09-29 15:28 | 鑑賞記-展覧会