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2006年 09月 18日 ( 3 )

「大相撲九月場所」を見る

d0001004_1362852.jpg 昨日(9月17日)「国技館」で「大相撲九月場所」を見た。
 大相撲を見るのは2004年9月、2005年1月以来の3回目です。年1回は観戦したいと思っていたので、今年もクリアーです。
 今回は先日の皇太子一家の観戦の影響なのか、満員御礼が出ていました。少しは人気回復傾向にあるのでしょうか。
 でも、この国技館の設備はヒドイですね。まさにTV中継の為にあるような施設ですね。むき出しの照明やTVカメラで伝統的な国技のための施設とは思えません。
 それに席の狭さなども含めて、快適に観戦する環境とは思えませんね。そろそろ建て替え時期じゃないんでしょうかね。
 取組は結構楽しめました。最近はあんまりTV中継を見ることもないので、名前の知らない力士の方が多いのですが、直接、取組を見れば、やっぱり面白いですね。
 備忘録として8日目の取組結果を写しておきます。
      東      決まり手    西
 ○ 嘉風2勝6敗  つり出し 寶智山4勝4敗●
 ● 琉鵬2勝6敗  送り倒し 土佐ノ海4勝4敗○
 ● 豊真将5勝3敗 肩透かし 春日錦4勝4敗○
 ○ 霜鳥3勝5敗  押し出し 十文字1勝7敗●
 ○ 栃乃花5勝3敗 押し出し 白露山3勝5敗●
 ○ 高見盛4勝4敗 寄り切り 北勝力5勝3敗●
 ● 春日王5勝3敗 寄り切り 朝赤龍4勝4敗○
 ○ 普天王6勝2敗 押し出し 豪風3勝5敗●
 ○ 栃乃洋6勝2敗 押し倒し 垣添4勝4敗●
 ● 旭鷲山2勝6敗 上手出し投げ 岩木山5勝3敗○
 ○ 安馬7勝1敗  寄り切り 旭天鵬3勝5敗●
 ● 豊ノ島3勝5敗 上手投げ 安美錦6勝2敗○
 ● 琴奨菊3勝5敗 上手投げ 露鵬7勝1敗○
 ○ 稀勢の里4勝4敗 押し出し時天空3勝5敗●
 ○ 玉乃島2勝6敗 きめ倒し 琴光喜6勝2敗●
 ● 雅山4勝4敗 引き落とし 千代大海6勝2敗○
 ○ 白鵬5勝3敗  押し出し 把瑠都4勝4敗●
 ● 出島1勝7敗  突き落とし 栃東4勝4敗○
 ○ 黒海4勝4敗 すくい投げ 琴欧州5勝3敗●
 ○ 朝青龍7勝1敗 押し出し 玉春日0勝8敗●

by daisenhougen | 2006-09-18 07:05 | 鑑賞記-伝統芸能他

「リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代」を見る

d0001004_1258221.jpg 昨日(9月17日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で「リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代」見た。
 「北フランスのヴィルヌーヴ・ダスクにあるリール近代美術館が所蔵するモダン・アートのコレクションの中からモディリアーニの作品やピカソの作品をはじめ、ビュッフェの大作、ブラック、レジェ、カンディンスキーやミロといった20世紀を代表する画家たちのクールな作品103点を紹介します。20世紀美術の優れたコレクションで世界的に知られるリール近代美術館の所蔵品が、日本で大々的に公開されるのはこれが初めてです」とのことです。
 まず最初は「ピカソ/キュビスムの世紀」として、ジョルジュ・ブラック「家と木」など5点、パブロ・ピカソ「帽子を被った女」など8点、フェルナン・レジェ「花束を持つ女」など9点が展示されています。
 次に「モディリアーニ/芸術の都パリ」として、アメデオ・モディリアーニ「母と子」ほか12点、ジョルジュ・ルオーの作品7点などが展示されています。
 更に「ミロ/シュルレアリスムから抽象画へ」ではジョアン・ミロ「顔」など6点、パウル・クレー「夕暮れどきの人物」など3点、カンディンスキーの作品などが展示してあります。
 最後に「ビュッフェと素朴派/二極化する具象表現」ではベルナール・ビュッフェの作品4点や素朴派の多数の作家の作品が展示してあります。
 20世紀美術の揺籃期の傑作の多数揃っていますね。個人がこれだけ系統的にコレクションするとはたいしたもんですね。以前読んだ宮下誠さんの「20世紀絵画」の「抽象絵画の成立と展開」を実際の作品で確認できますね。特に「キュビスムの世紀」「シュルレアリスムから抽象画へ」の作品を眺めていると抽象画の必然性みたいのがわかる気がします。
 又、小生の大好きなモディリアーニの作品がまとめて展示してあったのも、うれしい限りですね。昨年、映画「モディリアーニ」が上映されましたが(映画そのものは不満だらけの作品でしたが)、実際に作品をまとめて見る機会がありませんでした。これで少しは希望がかないました。
 図録買いましたので、後で感想続けます。

by daisenhougen | 2006-09-18 06:57 | 鑑賞記-展覧会

映画「弓」キム・ギドクを見る

d0001004_1774868.jpg 昨日(9月17日)「Bunkamuraル・シネマ」で映画「弓」を見た。
 2005年。韓国。監督:キム・ギドク。出演:チョン・ソンファン 、ハン・ヨルム 、ソ・ジソク 、チョン・グクァン。
 待望のキム・ギドク監督の新作です。 「春夏秋冬そして春」を見て以来、「サマリア」「うつせみ」といずれも期待以上の作品が続いています。今回もまたも素晴らしいファンタジィを作ってくれましたね。
 「釣り人を相手に船の上で暮らす孤独な老人と10年前、老人がどこからか連れてきて以来、船の上から一歩も出ないまま、もうすぐ17才になろうとしている少女」。この設定だけでキム・ギドクの独自な世界に引き込まれてしまいますね。現実と非現実のはざまといった得意な設定ですね。
 そして、この二人の結婚直前に一人の青年が舟を訪れ、一気にドラマは展開します。青年はキム・ギドクのインタビューによれば「外部からやってきた資本主義の顔をもっている」とのことです。そうです、単なる恋愛劇じゃないんです。
 少女は青年に惹かれ、青年と舟を離れようとしますが、老人が死のうとしているのを知り、舟に戻って、結婚式を挙げます。そして結婚式直後に老人は弓を天空に飛ばして、自殺してしまいます。
 最後の弓の落下と舟の沈むシーンは本当に素晴らしいですね。エロチックであり哀切であり、何とも言いようのないラストシーンです。伝統が資本主義に破れるシーンとも受け取れますね。もちろん、そんな観念的なこととは対極の映像美です。
 すべてのシーンにきっちりした意味あるいは寓意が込められていますね。それを読み解く楽しみを与えてくれる作品です。
 又、この作品も「うつせみ」と同じように二人ともほとんどセリフがありません。それでこれだけの内容を伝えるんだから大したもんですね。
 そのかわりに全編に響くヘグム(韓国二胡)の音楽が哀切ですね。キム・ギドクの音に対する鋭敏さは群を抜いていますね。
 今回もキム・ギドクの作品世界を堪能させてもらいました。韓国では試写会で上映されてと言う次回作「時間」はどんな作品なんでしょう。期待が高まります。

 キム・ギドク監督が韓国映画界から引退するなんて情報が朝鮮日報の日本語サイトに載っていましたが、ちょっと心配ですね。


by daisenhougen | 2006-09-18 06:07 | 鑑賞記-映画