2007年 01月 20日 ( 1 )

松本大洋「鉄コン筋クリートall in one」を読む

d0001004_21571843.jpg 松本大洋「鉄コン筋クリートall in one」を読んだ。
 小学館、2006/12/15、1,600円、B5判、618頁。
 目次は以下の通り。第1話/レッツ・ゴー2匹の巻、第2話/良い子への道!!の巻、第3話/猫と鼠と犬の街の巻、第4話/夜の散歩にゃ気をつけろの巻、第5話/わんぱくでもいいのか!? たくましく育っていくのか!?の巻、第6話/道徳の時間の巻、第7話/シロが泣くの巻、第8話/血の街+男の子+星の夜の巻、第9話/クロガトブの巻、第10話/ださださ木村マンの巻、第11話/宝町ワルツの巻、第12話/ネコふんじゃったの巻、第13話/牛乳飲んで骨を鍛えるのだ!の巻、第14話/対人関係にやや難有りの巻、第15話/ネズミがチューの巻、第16話/NO.3の巻、第17話/嘆きのボインの巻、第18話/シロガトブの巻、第19話/シロ隊員待機せずの巻、第20話/僕らはみんな生きている?の巻、第21話/鼓動・調和・迷走・残像・友情・回帰の巻、第22話/クロが泣くの、第23話/地獄変の巻、第24話/しろいろの巻、第25話/ネズミオヤジ観察記の巻、第26話/クロイロの巻、第27話/餓鬼の目に水見えずの巻、第28話/人呼んでイタチの巻、第29話/正しい死体のつくり方の巻、第30話/注)良い子は絶対に真似しないでくださいの巻、第31話/まっくろけの巻、第32話/僕たち男の子だぜベイビーの巻、最終話/続・レッツゴー2匹の巻。
 A5版で3分冊に分かれているのを、映画化を記念して、判型をB5に大きくして一冊に集約した版です。ピンナップ付きで値段もお得といったヴァージョンのようです。
 そもそもは「ビッグコミックスピリッツ」に1993年から1994年にかけて連載された作品のようです。
 さて、松本大洋さんですが、何をいまさらと言われそうですが、その大洋さんの作品を読むのははじめてです。
コミック本を読むなんて、何時以来なんでしょう。小学生の頃の夢が漫画家になることだったのを、チョット思い出してしまいました(中学にはいると同時に断念しちゃいましたが・・・)。
 なにはともあれ、一気に読んでしまいました。そして、その世界にあらためて惹きつけられてしまいました。発表から10数年経っているにもかかわらず、ちっとも古びた感じがありません。やはり普遍的なものにふれる作品だからなんでしょうか。現代のポエジーはこういった表現手段をとっているのかもしれませんね。
 映画は、ほぼ、この原作に忠実に作られています。最後の場面設定などを少しいじってある程度です。そういった意味で、映画での感動はそのまま、こちらの原作によるものだとわかります。
 違いは、色彩感でしょうかね。原作本はあくまでモノクロの世界です。まさにクロとシロですね。映画はそこを色彩豊かな世界に変換しています。ここが映画における新しさでしょうかね。

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by daisenhougen | 2007-01-20 06:56 | 読書-詩歌小説評論他