2007年 01月 26日 ( 1 )

浜口準之助「黄金サイクルと農耕民族型投資戦略」を読む

d0001004_10544138.jpg 浜口準之助「黄金サイクルと農耕民族型投資戦略」を読んだ。
 パンローリング、2007年01月04日初版第1刷、1,680円、四六版、212頁。
 目次を写しておきます。第一章 三つの極論、第二章 第三の黄金サイクル、第三章 農耕民族型投資戦略、第四章 主要投資尺度の累積パフォーマンス分析、第五章 農耕民族型投資戦略の実践、第六章 【定量的判断】による「農耕民族型」銘柄スクリーニング、第七章 【定性的判断】による投資銘柄選別のポイント、第八章 上昇相場における調整局面の分析 (2006年前半のケース)。
 著者の浜口準之助さんは、機関投資家のファンドマネージャーとのことです。FAIの掲示板でおなじみの「米田」さんです。
 現在は、戦後3回目の景気循環の「黄金サイクル」に入っている、国内株式市場は2010年前後にかけ上昇する公算が大であるとの認識が前提とされていて、それを論証しようとしています。
 さらに、その中での投資を考えた場合、低位バリュー株への分散投資が最も適していると考えており、それを著者は「農耕民族型投資戦略」と名付けています。
 そしてその低位バリュー株の抽出方法を紹介してくれています。具体的に「会社四季報CD-ROM」でのスクーリング方法が詳しく書いてあります。
 FAI投資法の銘柄選定における業績部分をデータースリップによって選定する、といったところを現代風にスクーリングで抽出すればこうですよと、書き直したといった感じでしょうかね。
 チョット真似してみようとかなぁと思わせる内容ではありましたね。投資本にはめずらしく誠実な作りの著作でした(正しいかどうかは判りませんが・・・)。 

 ちなみに、本の表紙はミレーの落穂拾いでした(投資本とは思えない表紙ですね)。

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by daisenhougen | 2007-01-26 06:53 | 読書-詩歌小説評論他