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2008年 01月 15日 ( 6 )

映画「夜顔」を見る

d0001004_15214315.jpg 昨日(01月14日)「銀座テアトルシネマ」で映画「夜顔」を見た。
 2006年、ポルトガル=フランス、原題:BELLE TOUJOURS。
 監督:マノエル・ド・オリヴェイラ、出演:ミシェル・ピコリ、ビュル・オジエ、リカルド・トレバ、レオノール・バルダック、ジュリア・ブイゼルほか。
 「ポルトガルの巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ監督が、ルイス・ブニュエル監督の傑作「昼顔」にオマージュを捧げ、登場人物たちの38年後を描くシニカル人生ドラマ」とのことです。
 昨年の日経の映画欄で激賞されていたし、昨年のベスト3に挙げた評論家もいました。これは見逃すわけにいかないと勇んで見に行きました。
 「昼顔」の主人公の人妻と夫の親友が38年後にコンサート会場で偶然出くわすといったシーンから始まりました。でも演奏場面が延々と続くかなりバランスの欠いた作りでした。
 その後もホテルを訪ねたり、逃げたりと、ドラマは進行しますが、特別起伏もなくあっけなくエンディングの超豪華レストランでも食事シーンに至ります。
 ここに至っても、わたしにはほとんどおもしろみが理解できませんでした。なぜ無言での食事シーンが延々と続くんでしょう。
 最後にちょっと種明かしめいたシーンであっけなく終わってしまいました。
 わたしには狐に包まれたような映画でした。
 「昼顔」を見ないでこの作品をのっけから見るというのは、かなり無謀だったんでしょうかね。

by daisenhougen | 2008-01-15 07:59 | 鑑賞記-映画

「近代日本画 美の系譜」を見る

d0001004_14581358.jpg 昨日(01月14日)「大丸ミュージアム」で展覧会「近代日本画 美の系譜」を見た。
 大丸百貨店が東京駅ビルの中央から少しばかり移転してリニューアルオープンしてから初めて訪れました。当然ながら「大丸ミュージアム」もリニューアルですね。
 長野にある「水野美術館」の所蔵コレクション約60点の東京初公開とのことです。
 さすがに素晴らしい日本画のコレクションが揃っていますね。
 のっけから上村松園「かんざし」からスタートです。いつ見ても小園の作品は素晴らしいですね。そして横山大観の大作たちが並んでます。有名な「無我」が3つのバージョンがあり、その一枚を水野美術館が所蔵しているのも初めて知りました。
 その他にも橋本雅邦、下村観山、菱田春草、鏑木清方、伊東深水、奥田元宋、横山操、川合玉堂、杉山寧、高山辰雄ときら星のごとく日本画の巨匠の大作が並んでました。
 壮観そのものです。
 そして最後の締めは何といっても加山又造ということで、わたしの好みにピッタリの作品群であり展示でした。

 展示リストがないのと、なにより素晴らしい作品達を忘れないように図録買いました。読んでから感想続けます。

by daisenhougen | 2008-01-15 07:57 | 鑑賞記-展覧会

「MOTコレクション ポップ道 1960s-2000s」を見る

 昨日(01月14日)「東京都現代美術館」で展覧会「MOTコレクション ポップ道 1960s-2000s」を見た。
 この美術館のコレクションをポップといった切り口から展示してあります。
 ポップ百出 Multiplicity of POP、ポップ共振 Resonance of POP、ポップ反転 Reversal of POP、ポップ偏在Ubiquity of POPといった区分で、ウォーホルの有名な「モンロー」などから始まり奈良美智で締めくくるといった構成です。
 まぁこのあたりのコレクションはさすがに充実していますね。充分堪能できました。

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 3階では岡本太郎「明日の神話」が特別展示してありました。
 入り口には最初に岡本太郎の作品や影響が感じられる作品などが並んでました。
 そしていよいよ「明日の神話」です。以前、日本テレビ前に展示してあるのを見たことがありますが、やっぱりこういった静かなスペースで落ち着いてじっくり拝見できるのも格別でした。
 最後のコーナーは宮島達男の数字が点滅する作品がしぶとく残ってました。この美術館の常設展示で不動の位置を保ってるのはこの作品だけではないんでしょうかね。

 新たにオスカール大岩「戦争と平和」が展示してありました。今年大きな展覧会があるようですが、今から楽しみですね。

by daisenhougen | 2008-01-15 07:29 | 鑑賞記-展覧会

「SPACE FOR YOUR FUTURE」を見る

d0001004_13531375.jpg 昨日(01月14日)「東京都現代美術館」で展覧会「SPACE FOR YOUR FUTURE-アートとデザインの遺伝子を組み替える」を見た。
 この展示は「表現の新たな動向をアート、建築、ファッション、デザインなど広い範囲のヴィジュアル・クリエイションから選んだ13カ国34アーティスト/クリエイターの作品を通して見せようとする企画展」とのことです。
 昨年見た「森美術館」の「六本木クロッシング2007:未来への脈動」と似たようなコンセプトのようですが、こちらは更にノンジャンルの印象でした。

d0001004_13542060.jpg ただ率直な印象を言わせてもらえば、どことなく「一発芸」的な作品が多かった気がします。「ワッ、面白いかも」ってなノリの作品が雑多に並べてあるような気がします。でもそのスペースを離れるとすっぱり忘れてしまったりしそうですね・・・・。
 まぇ、こういった展示では玉石混合は避けられないんでしょうけどね。
 わたし的にはポスターでも使われていた、タナカノリユキ《100 ERIKAS》が圧倒的に面白かったですね。沢尻エリカの100変化です。デジタル加工でなく全てキチンと撮影したとのことです。まさしく現代の浮世絵ですね。「ここまでやるか」というこだわりが単なるコマーシャルを超えるものを感じさせてくれますね。
 そしてもう一つ、蜷川実花「my room」。こちらは蜷川ワールド全開です。以前、映画「さくらん」を見ましたが、そこにも出ていた金魚など暖色系で統一した確固たる表現世界になってました。こちらも浮世絵的世界かもしれませんね。
 一応出展者名だけ写しておきます。

 [建築]AMID* アーキテクチャー (cero9)(スペイン) / 石上純也(日本) / R&Sie+D(フランス/アメリカ)/ SANAA(日本)

 [グラフィック、デザイン、写真 ]カンパナ・ブラザーズ(ブラジル)/ ダイキン エア・デザイン・プロジェクト(日本)/ デマーカスファン(オランダ)/東泉一郎(日本)/ 嶺脇美貴子(日本)/ MONGOOSE STUDIO(日本)/ nendo(日本)/コンテニード・ネト(アルゼンチン)/ 蜷川実花 (日本)/ タナカノリユキ (日本)/ 植原亮輔と渡邉良重(日本)

 [ファッション ]BLESS(フランス/ドイツ) / フセイン・チャラヤン(イギリス/キプロス)

 [アート]足立喜一朗(日本) / アシューム・ヴィヴィッド・アストロ・フォーカス(avaf) / COSMIC WONDER(日本)/エリサベッタ・ディマッジョ (イタリア)/ オラファー・エリアソン(デンマーク)/ショーン・グラッドウェル(オーストラリア)/ 荒神明香(日本) / マイケル・リン(台湾)/ 前田征紀 (日本)/エルネスト・ネト(ブラジル)/ カーステン・ニコライ(ドイツ)/トビアス・レーベルガー(ドイツ)/グラッツィア・トデリ(イタリア)/ルカ・トレヴィザーニ(イタリア)/ パトリック・トゥットフオーコ(イタリア)/バーバラ・フィッセル (オランダ)/ アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

by daisenhougen | 2008-01-15 07:00 | 鑑賞記-展覧会

「北斎漫画展」を見る

d0001004_13222021.jpg 昨日(01月14日)「江戸東京博物館」で展覧会「北斎漫画展」を見た。
 こちらは常設展示室での特別展です。それにしても、この「江戸東京博物館」の常設展示室てのはでかいですねぇ。ただただ広いだけって印象しか残りませんでしたね。
 開催されている企画展示室にたどり着くまでザーッと常設展示も見ましたが、団体旅行の外人さん相手の展示なんでしょうが、まったくもってつまんない展示ですねぇ。
 もちろん企画展示室で開催されているこの「北斎漫画展」は違います。
 まず、なんといっても門外不出の「北斎漫画」の版木の初公開ってのは興味深いですね。何度も刷りを繰り返して薄くなった版木など興味深かったです。
 新しく刷られた「北斎漫画」も、さすがに刷りも新しいと見ていても気持ちいいですね。北斎展で見た紙の色の変色したものより、ずっと楽しめました。
 今でも古くならないところが凄いですね。
 展示室の外には「諸国名橋奇覧」「諸国瀧廻り」の復刻版も展示してありました。
 そして入り口付近では浮世絵の掘りと刷りの実演もやっていました。実演しながらいろんな質問にも気軽に応えてくれてました。けっこう愉しい催しでした。

by daisenhougen | 2008-01-15 06:53 | 鑑賞記-展覧会

「北斎-ヨーロッパを魅了した江戸の絵師-」(後期)を見る

d0001004_11513924.jpg 昨日(01月14日)「江戸東京博物館」で展覧会「北斎-ヨーロッパを魅了した江戸の絵師-」(後期)を見た。
 前期展示を見たのが12月15日でしたので、ちょうど一ヶ月ぶりの再訪です。
 前期の時も混雑していると思いましたが、ちょっと忍耐強くしていれば鑑賞に支障はありませんでした。
 今回はその比ではありません。作品の前は何処も全く隙間がないといった感じで、行列はほとんど動かない状態でした。


d0001004_11522879.jpg やむを得ず第1部の「北斎とシーボルト」のコーナーは前回じっくり見たと言い聞かせて、気になっていた肖像画などの作品に絞って回り込んで見ることで妥協しました。やっぱりこういった展覧会は早めに見に行くに限りますね
 次の版画のコーナーは前期と後期で展示替えが一番多いコーナーですが、このあたりに来ると見ている人の行列も大分緩和されてきていたので、じっくり拝見しました。「富嶽三十六景」や「諸国瀧廻り」などが大幅に展示替えになってました(作品替えや刷り違いなど)。
 ところで北斎にも「東海道五十三次」があったんですね。この辺もわたし的には大発見でした。
 肉筆画はほとんど展示替えがなかったですが、滅多に見れない珍品揃いですので、ゆっくり再見しました。こちらは大満足でした。
 北斎漫画などの刷り物も展示替えとなってました。こちらも楽しめました。
 前期の時買った図録まだ読んでません。読んでから感想続けます(バージョン違いなど良く比較したいですね)。

by daisenhougen | 2008-01-15 06:50 | 鑑賞記-展覧会