人気ブログランキング |

<   2008年 07月 ( 47 )   > この月の画像一覧

「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」を見る

d0001004_18475570.jpg 昨日(07月12日)「国立新美術館」で展覧会「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密」を見た。
 今度は西洋美術の王道を体現しているウィーンからの引っ越し展示です。
 といっても今回は西洋美術史の中心テーマのキリスト教からは離れた「静物画」です。
 昨年は同じオランダがらみで、「風俗画」がテーマの展覧会が同じ場所で開催されましたが、この時はフェルメールの作品1点が展示されたおかげで大混雑でした。ゆっくり鑑賞も出来ませんでしたね。
 今回は「静物画」がテーマですから同じぐらいのハードルだと思うんですが、かなり空いていました。やっぱりフェルメールのようなキラーコンテンツがないとこんなに違うんですね。
 さて、内容としては「ウィーンの美術史美術館が所蔵する豊富な作品群のなかから、『静物画の秘密』の主題のもとに75点の秀作を選び出し、これらの「静物画」が、広くヨーロッパ各地に展開したその隠れた理由、そしてさらに、個々の作品が秘めている深い意味内容を探る試み」とのことです。


d0001004_1848440.jpg 「第1章 市場・台所・虚栄の静物」、「第2章 狩猟・果実・豪華な品々・花の静物」、「第3章 宗教・季節・自然と静物」、「第4章 風俗・肖像と静物」といった区分で展示されています。
 いわゆる「静物画」だけをまとめた展示を見るのは初めてですが、めちゃくちゃ面白いです。わたし的にはキリスト教がテーマの作品よりはずーっと心惹かれます。
 細密に描き込まれた花々や果実などから骸骨まで、実に様々な品々が描き込まれています。その美しさに見取れてしまいます。
 研ぎ澄まされた神経と油絵技法の緻密さが結びついた、西洋絵画の一つの大きな達成ですね。
 更には、そこに描かれた品物にもそれぞれいろんな寓意が込められているんですね。この辺りは知識不足は否めませんが、解ってる分だけを見つけ出すだけで興味倍増です。

 今回の展示の目玉はデ・ペレダ「静物:虚栄(ヴァニタス)」、ヤン・ブリューゲル(父)「青い花瓶の花束」、ベラスケス「薔薇色の衣裳のマルガリータ王女」といったとこですかね。
 西洋絵画の極めつきの名品をじっくりと周りを気にすることなく拝見できるという至福の時間をもつことが出来ました。

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

by daisenhougen | 2008-07-13 07:30 | 鑑賞記-展覧会

「エミリー・ウングワレー展」を見る

d0001004_14531516.jpg 昨日(07月12日)「国立新美術館」で展覧会「エミリー・ウングワレー展」を見た。
 エミリー・ウングワレー(1910頃-1996)の作品は多分、2006年に「ブリヂストン美術館」で開催された「プリズム:オーストラリア現代美術展展」で拝見しているはずですが、まったく記憶に残っておりません。
 まぁ、そういったことですから、今回が初対面みたいなものです。
 彼女は「オーストラリア中央の砂漠地帯で、アボリジニの伝統的な生活を送りながら、儀礼のためのボディ・ペインティングや砂絵を描いていたが、1977年からバティック(ろうけつ染め)の制作をはじめ、88年からはカンヴァス画を描きはじめる。その後亡くなるまでのわずか8年の間に3千点とも4千点ともいわれる作品を残した」と説明されています。

d0001004_14532742.jpg そして彼女を「アボリジニを代表する画家であると同時に、20世紀が生んだもっとも偉大な抽象画家の一人」と紹介しています
 でも、まったくピントはずれの紹介としか思えません。
 展示はまず最初に「イントロダクション」として、現代的な抽象画の見間違うばかりの大作でお出迎えです。
 この部分を見た時点では、わたしも展示してあるウングワレー作品を抽象絵画としてとらえており、線と色彩をどのように感ずればいいのかを考えながら作品に対していました。
 でも、その後にほぼ年代順に「原点」、「点描」、「身体に描かれた線」、「色彩主義」、「ヤムイモ」、「神聖な草」、「ラスト・シリーズ」といった区分で多くの作品が続いているのを見ていると、これらは決して西洋絵画史的な抽象絵画ではないことに気づきます。

d0001004_14533576.jpg 更に「ユートピア・ルーム」といったコーナーで、彼女の造形作や体に施した刺青の写真を見ると、彼女はアポリジニ人が儀礼の時に身体に施す刺青などのボディ・ペインティングや砂絵などを、征服した西洋人から与えられた絵筆と絵の具を使ってキャンバスに置き換えただけなのがわかります。
 彼女はけっして抽象絵画を創作しているわけではないんではありません。いや作品ですらないのかもしれません。
 征服と近代化によって徹底的に破壊させられたアボリジニ文化の心象世界が、彼女を通して奇跡的に写し取られたものなのです。
 この圧倒的に目に飛び込んでくる色彩と線のかたまりは、人間の根源的な心象世界がダイレクトに写し取られた希有な例なのかもしれません。
 おそらく彼女の後の世代では、その心象世界はさらに徹底的に破壊されてしまい、アボリジニ人の末裔であっても、こんな形であっても再現することなど不可能になっているとと思われます。
 図録買ったので、読んでから感想続けます。

by daisenhougen | 2008-07-13 07:20 | 鑑賞記-展覧会

「モスクワ市近代美術館所蔵 青春のロシア・アヴァンギャルド」を見る

d0001004_14335312.jpg 昨日(07月12日)「Bunkamuraザ・ミュージアム」で展覧会「モスクワ市近代美術館所蔵 青春のロシア・アヴァンギャルド シャガールからマレーヴィチまで」を見た。
 わたしにとってロシア絵画はほとんど未知の領域でしたが、昨年の「国立ロシア美術館展 ロシア絵画の神髄」で18世紀後半から20世紀の初頭にかけてのロシア絵画の素晴らしさに開眼しました(その時の感想はこちらこちら)。
 今回の展覧会はその直後の時期に当たっていますから、期待していた展覧会です。
 ロシア革命前後の沸き立つような熱気に満ちた時期のロシア・アヴァンギャルドの作品たちです。
 「1999年に開館したモスクワ市近代美術館は、20世紀前半に花開いた“ロシア・アヴァンギャルド”の中心的な役割を果たした画家たちの作品を所蔵する美術館」で、「本展は同館が所蔵する、ロシア時代のマルク・シャガールからナターリヤ・ゴンチャローヴァ、ニコ・ピロスマニ、そしてカジミール・マレーヴィチ等の作品により、西洋との影響関係を保ちつつも、独自の前衛芸術を形成し、発展させた20世紀ロシア美術の流れを展観します。マレーヴィチ、ピロスマニ各10点をはじめ、全30作家による70作品が集結。モスクワ市近代美術館の所蔵作品をまとめて紹介する、日本で初めての展覧会となります」とのことです。
d0001004_1434493.jpg 
 「Ⅰ-1 西洋の影響とネオ・プリミティヴ」、「Ⅰ-2 見出された画家ピロスマニ」、「Ⅱ マレーヴィチと抽象の展開」、「Ⅲ 1920年代以降の絵画」といった区分で展示されていました。
 最初は、ワシーリー・カンディンスキーの具象画からスタートです。まぁ、何のことない作品ですが、なんてったってカンディンスキーの具象画ですからね。展覧会に引きこむ仕掛けとしては上々ですね。
 この後は初めて聞く作家たちがずーっと並んでいます。
 でも、決して退屈することはありません。いずれの作品も沸き立つ時代の流れの中で、果敢に新たな表現に挑戦した熱気が伝わるきます。
 まさしくロシア絵画の青春の時期だったのかもしれません。
 でも作品の横に紹介されていた作家紹介にロシア革命後の運命が記されていましたが、若々しい作品の横に書いてある後半生に暗澹たる気持ちにさせられました。

 ロシア時代のマルク・シャガールが数点展示してあったのは、シャガール好きには有り難かったですね。
 
 でも、なんといってもこの展覧会中心はニコ・ピロスマニとカジミール・マレーヴィチです。いずれも10点もの作品が展示されていました。
 まずニコ・ピロスマニ(1862-1918)はグルジア出身で、正規の美術教育を受けたことがない素人画家です。
 まさしく「素朴」そのものの作品であり、民衆を主役にといったこの時代に持ち上げられたのが頷けます。
 素朴でほほえみを誘うような作品たちです。
 最近、再評価されているのもわかる気がします。

 カジミール・マレーヴィチ(1878-1935)はロシア・アヴァンギャルドを代表する画家で、わたしも立体的な人物像は見たことがあります。一目見たら忘れられない人物表現ですね。
 今回の展示では更に抽象度が進んだ作品も展示してあり、マレーヴィチの作品の変遷を追うことが出来る良い展示でした。
 そして最後に彼の自画像と妻の肖像画が展示してありました。
 まさに衝撃的な作品です。スターリン政権下で抽象画が弾圧され、表現の自由を失った後で、印象派風の具象画しか表現するすべを持てないことが示されています。
 もはやロシア・アヴァンギャルドが死んでしまったこと、否、芸術そのものが存続を許されなくなったことを象徴する作品でした。

 最後に文中挙げた以外の出品作家名を写しておきます。
 ナターリヤ・ゴンチャローヴァ、ダヴィード・ブルリューク、ジャン・プーニ、エル・リシツキー、ミハイル・ラリオーノフ、ダヴィード・シュテレンベルグ、オリガ・ロザノヴァ、イヴァン・クリューン、アレクサンドル・アルキペンコ、イリヤ・マシコーフ、イヴァン・マリューティン、リュボーフィ・ポポーヴァ、ボリス・グリゴーリエフ、アリスタルフ・レントゥーロフ、ピョートル・コンチャローフスキー、ボリス・アニスフェリド、アレクサンドラ・エクステル、アレクサンドル・ヴェスニーン、ヴラディーミル・イズデープスキー、ヴラディーミル・タトリン、ヴラディーミル・ステンベルグ、ヴラディーミル・ドミートリエフ、ヴラディーミル・バラーノフ=ロシネー、ヴァシーリー・シュハーエフ、エドゥアルト・クリームメル、パーヴェル・フィローノフ。

 図録買ったので、読んでから感想続けます。

by daisenhougen | 2008-07-13 07:10 | 鑑賞記-展覧会

「大正の鬼才 河野通勢展」を見る

d0001004_111304.jpg 昨日(07月12日)「松濤美術館」で展覧会「大正の鬼才 河野通勢展」を見た。
 河野通勢(1895年~1950年)という画家の存在を意識したことはなかたのですが、最近、急に注目をあびだしたようで、NHKの番組でも取り上げられていましたね。
 そういえば先日の「東京都現代美術館」の「屋上庭園」展でも展示されていましたね。
 今回は初期の主要な油彩画だけでなく、中後期の装幀などの仕事も含めた約350点の大規模な回顧展です。
 「Ⅰ.裾花川と初期風景画」、「Ⅱ.自画像と表現の展開」、「Ⅲ.聖書物語」、「Ⅳ .芝居と風俗」、「Ⅴ.銅版画」、「Ⅵ.挿絵と装幀」、「Ⅶ.資料」といった区分での展示で、河野通勢という画家の全貌をとらえることができる展示でした。
d0001004_1114073.jpg
 地階では初期の油絵と素描が中心の展示でした。
 まず裾花川を描いた初期の風景画の執拗なまでの徹底した描写に圧倒されました。この執着はどこから来ているのだろうと思わせるものがあります。
 数多く書かれた自画像にも心惹かれました。
 宗教画も数多く展示してありました。河野自身が最も力を込めて描いたのはこの分野なのかもと思わされる迫力があります(わたし的にはチョット異様さばかりが気になってしまいましたが・・・・)。
 でも、ここいらまでの作品だけでしたら、岸田劉生周辺のマイナーな洋画家といった位置づけが正当かもしれません。
 わたし的には2階に展示してあった多様な展開を見せた作品により多く惹かれました。
 おそらく挿絵や装幀の仕事が中心となった為に、本格的な油彩画作などは少なくなったのではないかと想像されます。
 でも、その合間に書かれたであろう大作「アマゾン征伐」、「竹林の七妍」、「蒙古襲来の図」といった作品はかなり弾けています。決して岸田劉生の亜流ではなくなってます。
 さらには「新東京風俗図屏風」といった浮世絵まで描いています。
 多くの新しい試みに果敢に挑戦しているようです。
 そして生来の器用さと徹底性から、どの作品も相当の高いレベルに達しいているのがわかります。
 ただ残念なのが、それらの多様な試みから発展して、河野通勢の表現として確立することなく生涯を終えたように思われることです。
 装幀などでなく、本格的にこちらを追求していたら、近代絵画の傑作が生まれた気もするのですがね。

by daisenhougen | 2008-07-13 07:00 | 鑑賞記-展覧会

「週刊アーティスト・ジャパン34曾我蕭白」を読む

d0001004_1057927.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン34曾我蕭白」を読んだ。
 「対決-巨匠たちの日本美術」展の予習四日目は蕭白さんです。
 蕭白を精神の優位性を主張する「狂」という観点からとらえる視点は大変面白かったです。短いながらも一気に蕭白作品が解った気にさせられました。

 蕭白さんは先日、三重県立美術館所蔵の名品を拝見したばかりですが(その感想はこちら)、  今回展示は「群仙図屏風」、「寒山拾得図屏風」、「鷹図」、「唐獅子図」の4作品のようです。特に待ちこがれた「群仙図屏風」への対面が楽しみです。

 編集及び執筆は京都国立博物館の狩野博幸さんです。
 目次を写しておきます。画家の生涯(18世紀の無頼画家)、作風と活動(「狂」こそ命)、ギャラリー(柳下鬼女図屏風/群仙図屏風/桃蝦蟆図/鷹図押絵貼屏風/後醍醐帝笠置御潜逃図/美人図/商山四晧図屏風)、名画の背景(安永・天明期の京都)、生涯のこの一年(1767年)、鑑賞のポイント(美の向こう側)
 デアゴスティーニ、2007年09月18日改訂版、590円、A4変形、32頁。

by daisenhougen | 2008-07-12 06:56 | 読書-詩歌小説評論他

「週刊アーティスト・ジャパン20伊藤若冲」を読む

d0001004_10545390.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン20伊藤若冲」を読んだ。
 「対決-巨匠たちの日本美術」展の予習三日目は若冲さんです。
 若冲さんはけっこう熱中して追っかけてきましたので、この週間本では特別目新しい発見はありませんでした。
 でも、まぁ簡単な復習にはコンパクトにまとめてあって愉しめました。
 今回展示の「仙人掌群鶏図襖」、「石灯籠図屏風」、「旭日鳳凰図」、「雪中遊禽図」といった面々へのご対面を愉しみに待ちましょう。

 編集及び執筆は武蔵野大学教授の玉蟲敏子さんです。
 目次を写しておきます。画家の生涯(物好きの一生)、作風と活動(ファンタジーの博物館)、ギャラリー(仙人掌群鶏図襖/老松白鳳図(動植綵絵)/南天雄鶏図(動植綵絵)/貝甲図(動植綵絵)/池辺群虫図(動植綵絵)/月梅図/雪中遊禽図/竹図襖/はす池図/松樹梅花孤鶴図/野菜涅槃図)、名画の背景(写実と錯視)、生涯のこの一年(1776年)、鑑賞のポイント(安らぎの訪れ)。
 デアゴスティーニ、2007年06月12日改訂版、590円、A4変形、32頁。

by daisenhougen | 2008-07-11 06:53 | 読書-詩歌小説評論他

「週刊アーティスト・ジャパン17与謝蕪村」を読む

d0001004_10522656.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン17与謝蕪村」を読んだ。
 「対決-巨匠たちの日本美術」展の予習二日目は蕪村さんです。
 蕪村の絵画は俳句と違って熟達が遅かったなど面白い知識を仕込むことが出来ました。

 今回展示されるのは「十便帖」、「山水図屏風」、「楊柳青々・一路寒山図屏風」、「竹林茅屋・柳蔭帰路図屏風」、「新緑杜鵑図」、「鳶鴉図」、「夜色楼台図」といったとこですが、どの作品が心にしみるでしょうかね。

 編集及び執筆は東京大学教授の佐藤康宏さんです。
 目次を写しておきます。画家の生涯(京都市民蕪村)、作風と活動(南宗画へ)、ギャラリー(寒林狐鹿図/夜色楼台図/鳶・鴉図/柳蔭帰路図屏風/峨嵋露頂図巻/奥の細道図屏風)、名画の背景(夜色楼台雪万家)、生涯のこの一年(1721年)、鑑賞のポイント(かすれた風景)。
 デアゴスティーニ、2007年05月22日改訂版、590円、A4変形、32頁。

by daisenhougen | 2008-07-10 06:51 | 読書-詩歌小説評論他

「週刊アーティスト・ジャパン42池大雅」を読む

d0001004_10504615.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン42池大雅」を読んだ。
 次は大雅さんです。
 わたしにとって大雅さんの作品は今ひとつピンとこない存在です。そしていわゆる「文人画」もまだよく解らない領域です。時折、展覧会で拝見したことがありますが心惹かれる経験が今のところありませんでした。
 という中で、この週間本で最低限の知識を仕込むことができました。早熟な天才だったとか、西洋画の影響とかなかなか興味深かったです。

 後は、今回展示される「十便帖」 、「楼閣山水図屏風」、「瀟湘勝概図屏風」、「浅間山真景図」、「児島湾真景図」、「漁楽図」といった作品群がどのぐらい心に響いてくるかですね。

 編集及び執筆は新潟大学教授の武田光一さんです。。
 目次:画家の生涯(幸せな南画家)、作風と活動(近代的な視覚)、ギャラリー(山亭雅会図襖絵/龍山勝会図屏風/岳陽楼図屏風/富士十二景図/柳下童子図屏風/金碧山水画帖/東山清音帖(瀟湘八景図扇面))、名画の背景(瀟湘八景図)、生涯のこの一年(1747年)、鑑賞のポイント(詩と画)。
 デアゴスティーニ、2007年11月13日改訂版、590円、A4変形、32頁。

by daisenhougen | 2008-07-09 06:50 | 読書-詩歌小説評論他

「週刊アーティスト・ジャパン28長谷川等伯」を読む

d0001004_104948.jpg 「週刊アーティスト・ジャパン28長谷川等伯」を読んだ。
 期待の「対決-巨匠たちの日本美術」展がとうとう開催されましたが、行くのは休日までお預けです。その間にチョット予習でも。
 ということで、入手したままでページも捲らないままに半分ぐらい残っている「週刊アーティスト・ジャパン」の中から、今回展示される方の分だけでも読んでおくことにしました。
 まずは等泊さん。
 いつものことながらコンパクトに等泊の基本を押さえるのは丁度良かったです。やはり息子の久蔵の早い死は大きかったんでしょうね。
 
 ところで等泊の今回展示されるのは3点で「松林図屏風」は以前拝見したことがありますが、「萩芒図屏風」、「四季柳図屏風」は初めてです。実物を拝見するのが楽しみです。

 編集及び執筆は京都教育大学名誉教授の脇坂淳さんです。
 目次:画家の生涯(悲壮をバネに青雲を大成)、作風と活動(彩墨にわたる抒情の変現)、ギャラリー(枯木猿猴図/楓図壁貼付/桜図襖貼付/松林図屏風/商山四皓図襖)、 名画の背景(描かれた松、桜、楓)、生涯のこの一年(1582年)、鑑賞のポイント(雄勁さと抒情性)。
 デアゴスティーニ、2007年09月07日改訂版、590円、A4変形、32頁。

by daisenhougen | 2008-07-09 06:48 | 読書-詩歌小説評論他

「DVSM-P58U2/B」を買う

d0001004_8524253.jpg 「DVSM-P58U2/B」を買った。BUFFALOのUSB2.0用外付けポータブルDVDドライブです。
 届いたばかりの「HP 2133 Mini-Note PC」(導入記はこちら)をいじっていると、やっぱりCDやDVDの読み込みが出来ないと不便でした。
 小さなデータでしたらUSBリムーバブルメモリを使って移行できますが、DVDに入っているようなやつは全くお手上げです。
 ということで安価な外付けの物を探したのですが、DVDとCDの全規格対応で8千円切った本機を選びました。

 さっそく接続してみましたが、「HP 2133 Mini-Note PC」で問題なく認識してくれました。
 ACアダプターも付いていますが、バスパワーで問題なく作動しました。
 開閉口がチョットちゃちで、DVDなどの出し入れがやりにくい気もしますが、そんなに気にすることはないのかもしれません。
 動作音も気になるほどではありません。
 大きさや重さもほどほど( 141×23×155mm、360g)ですから、いざというときに持って行くこともできそうです(多分ほとんどないでしょうがね)。
 無事にEXCEL、ATOK、プリンタドライブ、カメラ関連ソフト等々をインスツール出来ました。
 充分満足できましたが、周辺機器地獄の第一号かもしれませんね。
 
 さて「HP 2133 Mini-Note PC」ですが、HPのホームページでもようやくいろんな情報が掲載されるようななりましたね。発売日に間に合わないのはipod touch発売時のappleと同じですね。外資系企業の特徴なんでしょうかね。
 数日いろいろといじってみで、必要なソフトはほとんど導入しましたし、データ移行もほぼ完了です。
 Vistaの設定もいろいろいじって機能を削ったりした結果、体感的にはかなり使えるレベルになった気がします(Vistaっては本当に無駄な機能ばっかり付加してるんですね)。
 マニアチックにわざわざXPにするのは荷が重いですしね。
 でも、このPCの一番の欠点はやっぱり発熱でしょうか。一日中電源入れっぱなしでいると、かなり熱くなります。こんなホットなパソコン初めてです。
 テーブルに置いたままでの操作ですから気にはならないですが、膝に置いた状態での操作はしない方が良いですね。

by daisenhougen | 2008-07-08 06:52 | 買い物